居眠り磐音シリーズについて
今まで、ファンタジー小説好きだと散々語ってきましたが、実は時代小説もちょっと好きだったりします。
今回語るのは、佐伯泰英さんの「居眠り磐音」シリーズです!
このシリーズは、先にドラマを見たことがきっかけで読むようになりました。
山本耕史さん主演の『陽炎の辻』(このシリーズ1巻目のタイトル)で
印象に残った回があったのです。
お互いの想いとは裏腹に不幸に見舞われ、別々の道を歩むしかなかった磐音と奈緒。
遊女として生きる決意をした奈緒の、吉原入りの道中を陰ながら守る磐音..
奈緒が磐音に気付き、2人の目が合う..
だが次の瞬間、スッと前を向く奈緒。。。
そこで私は号泣していました。。。
だって!ここで再会するまで、お互いどんな思いで生きて来たのか!!
あの瞬間に、二人はもう一緒に生きてはいけないことを悟ったんです。
一人だったので声をあげて泣きました。
感情移入し過ぎたんですね 笑 だけど
すぐそこに大事な人がいるのに、2人はやはり別々の道で生きていくことを決めた...
そのことに胸が締めつけられました。
そこから原作を読みだしたのですが、ドラマを先に見ているので、役者さんの顔が浮かんで、すごく読みやすかったです。
悪い奴も色々と出てきますが、磐音の周りは良い人ばかりで心が温かくなるし、なんてったって磐音が男前すぎる!!
強くて優しくて賢くて...って最強です。そんな人は小説の中だけです。わかってます。。。
このシリーズも長編で、登場人物が成長し人間関係が少しずつ変化していくので、読みだしたら途中でやめられないですよ~
普段、時代小説を読まない方・時代劇を見ない方にも、小説とドラマどちらもおすすめします!